マスターキーシステムについて
「機械にロックアウトしたまま、パドロックを解錠し忘れて作業員が帰宅。このままでは、生産再開ができない。」
こんな場合に、あらかじめ定められた管理者が、この作業員の所在と安全を確認後、緊急解錠を行うことがあります。その場合、パドロックを壊さずに解錠するためには、スペアキーを使いたくなりますが、ロックアウトの運用上、パドロックのキーの管理は重要となります。誰もが簡単に、他の作業員のパドロックを解錠できる状況は非常に危険だからです。
しかし管理者がすべての作業員のパドロックのスペアキーをまとめて管理するのは煩雑となります。
そこで、マスターキーを用いることで、管理者がグループ内のすべてのパドロックを解錠できる体系(システム)を形成することが可能です。
さらにグランドマスターキーは、複数の異なるグループに属するすべてのパドロックを解錠することができるようになります。
<用語説明>
・KD(キーディファレンス/単独キー):すべて異なるキーナンバーのパドロック
・KA(キーアライク/同一キー):全て同じキーナンバーのパドロック
・KD(キーディファレンス/単独キー):すべて異なるキーナンバーのパドロック
・KA(キーアライク/同一キー):全て同じキーナンバーのパドロック
マスターキー・グランドマスターキー対応のパドロックはすべて特注品となります。
詳しくはミドリ安全までお問い合わせ ください。