ロックアウト作業時の手順

作業に入るとき

1. 準 備

●エネルギー源の理解。(電気・エアー・蒸気など)
●作業手順書の確認。

2. 通 知

●関係する作業者へ機械の停止を通知。
(対象設備・作業時間・責任者名・作業内容など)

3.機械の停止

●通常の手順で機械を停止し、
 全ての起動装置をOFFにする。

4.エネルギー源の分離

●関連する全てのバルブを閉める。
●関連する全てのブレーカーや遮断器をOFFにする。

5.ロックアウトシステムの設置

●入場する全員が一人ずつ施錠し、鍵を各々が所有する。
●同時にタグアウトも行う。

6.残留エネルギーの放出

●残留する全てのエネルギーを安全に放出し、エネルギーがゼロであることを確認する。

7.テスト

●通常スタートで機械が動かないことを確認。
●安全な作業ができることを確認。
●作業者全員が各々の鍵を持ち、個人ごとのロックアウトが行われていることを確認。

ロックアウトしたいエネルギーの
スイッチをOFFにする。

パドロックの掛け金にタグを通す。

ロックアウトしたい箇所の穴に
パドロックの掛け金を掛ける。

パドロックに鍵を掛ける。

正しく施錠されているか確認し、
鍵は作業者自身が保管する。

※ パドロック単独でのロックアウトの手順をわかりやすくご覧いただくため、非常停止ボタンを例としました。

作業を終えるとき

1.工具の片付け
2.作業者の安全確認
3.ロックアウトシステムの取り外し
●作業者各々の手で行う。
4.通 知
●関係する作業者へ再スタートを通知する。
5.通常の方法でエネルギー投入、再起動